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冷房の冷熱源機器・設備は、冷凍機、冷水器、氷蓄熱器、DHC(地域冷暖房)など多岐にわたり、温度や圧力などの異なるさまざまな冷熱源が作られています。そのため、これらの冷熱源の特徴を活かし効率良く利用した冷房システムを作ることが、省エネ効果を高めるにあたっての重要なポイントといえます。プレート式熱交換器はあらゆる条件下において柔軟に対応できるため、システムの最適設計が可能。確かな省エネ効果を実現します。
暖房の熱源は多種多様です。例としては複数のボイラーを使用したものやごみ焼却場の廃熱・温泉を利用したもの、最近注目されている大型ボイラーによるDHC、またコージェネレーション(発電・熱エネルギー供給)システムなどが挙げられます。MDIはプレート式熱交換器の豊富な機種・形式を取りそろえ、さまざまな環境における暖房システムにフレキシブルに対応しています。
通常の給湯システムは、常にタンクに温水を貯めて使用時に備える必要がありました。しかしタンクの設置場所や大量使用による水切れなどといった問題があったのです。その点、熱交換の効率が高いプレート式熱交換器を用いた給湯システムであれば、使用時に瞬間的に温水を作り出せます。タンクは必要なく、速やかなスタートアップが可能です。
ホテル、健康ランド、クアハウス、スポーツセンターなどにはさまざまな浴場・温水プールが設けられており、宿泊施設などの大浴場には露天風呂、ジャグジー、バイブラー風呂など、温度や使用する湯量が異なるバラエティ豊かな浴槽が並んでいます。
コンパクトで高性能なプレート式熱交換器であれば、各種浴槽や温水プールの規模・用途に合わせて温水の供給が可能。さまざまな施設のバラエティ豊かな浴場・プールに対応できるのです。
当社で扱うプレート式交換器「TS-M」は、主に蒸気を使用した給湯・暖房システムに最適です。長年にわたって培った熱交換技術のノウハウをもとに誕生した蒸気用システムが抜群の効果を発揮します。蒸気加熱の過酷な運転条件に耐えられるよう、従来のプレート式熱交換器の優れた特徴はそのままに伝熱板やガスケットに改良を加えました。非常にコンパクトで他の装置との組み合わせも容易にでき、システムの省スペース化が可能です。
水族館には数多くの水槽がありますが、そこに暮らす海洋生物の生態に合わせた水槽はそれぞれ温度条件が異なります。プレート式熱交換器は、水槽1つひとつの温度条件をクリアする正確できめ細かい温度コントロールを実現します。
バイパスを設けて水槽のろ過循環水の一部を装置に流すことにより、コンパクトながらも確実な水温調整が可能なシステムを設計できます。プレートの材質にはステンレスとチタンがあり、淡水だけでなく海水にも対応可能です。分解が簡単なためスピーディーに洗浄でき、生体を飼育する水族館には最適です。